洗面室の収納棚

珪藻土の壁、古材の洗面台、木枠の大きな鏡、アンティークの照明。。。温かい雰囲気の洗面室。足りないものといえば「棚」。洗面台の上に無造作に置かれた美容品が整ったらどうなるか。


●BEFORE

◎AFTER

どこかのサロンですか?

背板を付けずに壁が見えるようにしたことと、天板から浮かせて壁付けにしたことで、濃い色の棚でも軽さが出る。また掃除もしやすい。

何を置くのか、ある程度ヒアリングしてサイズを決定。仕様木材はSPF1×6。見えない程度の小さなL字金物を4か所に仕様。オイルはワトコオイルの2色使い。一つの空間に木材の色のバラつきがないよう色選びは慎重に。

さらに

洗面台の下に2段の棚も制作設置した。壁との間に隙間ができないように巾木はカット。仕様木材は杉の天板18㎜厚。こちらもワトコオイルで塗装。棚の高さは洗面台の幕板に合わせて作り、仕切り板は上の段を350㎜確保で振り分けた。

というのも企画もの様々なかごは高さが350㎜のもが多い。ほこりが入りにくいように本当にスレスレで作った。ひえー。

今回見える箇所の収納だったのとこの家の雰囲気から、無垢材を使用することは決めていた。依頼者はヒアリングの時に無印良品みたいな明るい色の木材も気になると言っていた。しかし、この洗面室の主役は古材の洗面台と丸み帯びていて味わいのあるessenceのシンクと同じくessenceのシャワー付き水栓(ブロンズ色)。これらを引き立てるには同色であるのは絶対だと考えた。


そこにもともとあったかのようなあたたかく、違和感のない空間づくりは自分の得意なとこだと思う。依頼してくれてどうもありがとうございます!


lolatonelly

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