Making a birdhouse
友人からの依頼で子どもの巣箱ワークショップを開催。
まず巣箱と鳥について調べることから始めた。
野鳥で巣箱を使ってくれるのは、木の“うろ”(樹洞)を巣にするシジュウカラやヤマガラ、コゲラなどのキツツキの仲間、ほかにもスズメやムクドリ、外来種ならワカケホンセイインコがいます。(https://myhomemarket.jp/magazine/30-wildbird-01-garden/index.html)
高尾にもヤマガラ,コゲラ,ヒヨドリ,シジュウカラ,エナガなどもっともっとたくさんの鳥たちがいるらしい。
ただ、ヒナがカラスに襲われたり、巣箱にヘビがいた!なんて話も聞くので、穴の大きさや穴から巣箱の底の距離などそれなりに気をつけた設計をこころがけた。
メインは小学1年生の子どもなので、板はすべて事前にカットして巣箱キットとして準備。
板は無垢の杉板(野地板)で何年も使えるものを。屋根を取り外せるようにしたのは洗うときにガパっと開いたほうが洗いやすいため。耐水性のあるゴリラボンドとステンレスの釘を準備。
パーツを並べた時点で可愛い!
写真を撮り忘れてしまったけれど、1年生でもガシガシと組み立てていたのでびっくり。小さな釘なので玄能を小さくトントンと使えば良い。作業に関しては思っていたよりも安全にできた。
形ができたら絵具で色付け。鳥的には自然のままのほうが良いが、本人の意向もあったので。でもそのおかげで楽しい時間が長くなった。
木になじむように緑で屋根を塗ろう、鳥が楽しく来れるように仲間の絵を描こう、といろいろ語りながら色付けをしていた。亡くなったおばあちゃんが鳥になって遊びにきてくれるかもしれないな。。。
いろんな想いを巡らせながら創作する時間はとても感動的である。私は生きているうちにたくさん感動したい。毎日感動できたら最高だと思っている。この日はこの子に感動を与えてもらってとても楽しかった。友人よ、この企画をありがとう。
ちなみに左の作品は2歳の子が塗りたくった巣箱。これはうちの実家に置いてある。
外に置いておくと杉板が白っぽくなり自然に馴染む。私はこの風景が好きだ。しかしこんなに下に置いていては鳥なんて来やしない。完全に飾りとなっている。それはそれでOK。
このワークショップ再び開催を企画しています。
もし興味のあるかたは問い合わせのメールアドレスにご連絡を。
0コメント